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記事: テキスト

りこ(代表・ゆるスポーツリーダー)



所属理由・やりたいこと:得意なことを集めて、友達と楽しく好きなことをする。自分の世界を広げる。

好きな言葉:今日の晩御飯何食べたい?

好きな食べ物:ナス(煮たり焼いたり)


こんにちは。くつばこのりこです。

私自身が障害福祉にかかわる理由、くつばこで活動している理由についてお話しします。

☆障害に関わるだけで偉いって 障害者と関わっている、とか、障害福祉の勉強をしている、というと「偉いね」というのが大体の感想です。でも私はいつもそれに違和感を覚えています。一つ目の違和感が、まず私は「障害福祉」といえるほど大々的をしているつもりはなくて、ただ友達と楽しんでいるだけだから、自分の活動を形容するいい言葉が見つからない、というのが1つ目。2つ目が、「別に偉くない」ということです。医者や消防士が「偉い」と言われるように、「人を助ける事に夢中になっているのがすごい」という意味なのか、「障害者」と積極的に関わるなんて、偉いという意味なのかはわかりませんが、前者にしても、自分が「誰かを助けたい」というよりやりたいことをやっているだけだし、後者は、友達が社会的に「障害者」というくくりの中にいることを忘れてしまうことも多々あるので違うと思います。

☆理由はわからない じゃあ私はどうしてずっと障害に直面している人たちと関わりたいと思うのか、理解したいと思うのか。正直わかりません。たぶん、ただ好きで、例えば誰かが「宇宙が好き」とか「魚が好き」とか「小説が好き」とかと何も変わらなく、ただ「障害福祉」が好きなだけです。自分が知らないことを知っていたり、自分が知らない目線から社会を生きていたり、自分の当たり前が通用しないことに気づいたり、練習した手話が伝わったり、自分の名前を覚えていてくれたり、自分の声を覚えてくれていたり。つくばっこの会、そしてくつばこの活動をしていると、次から次へと楽しい瞬間、面白い瞬間が現れて、自分の中の価値観が変わっていきます。

☆言葉が好きだからかもしれない さらには、私は他に「言葉」がとても好きです。小説を読んだり書く中で、「ここでこの言葉を使うのか」とか、「この語順にするのか」とか、そういったことを考えることがとても好き、つまり言葉がとても好きです。普段友達としゃべるとき、言葉はもはや連打、垂れ流し、浪費、回転寿司。日本語をネイティブとして話せるからこそ、相手と共通して知っている語ももはや無限。でも相手が手話を使っていたり、知的障害などで理解をするのに時間がかかってしまう場合、一つ一つの言葉をとても丁寧に届けます。まさに回らない寿司。そしてまたとても少ない語数でも話せてしまうことに驚きます。私が知っている手話単語が30個前後でも案外表現できてしまう。こんな面白さにも、取りつかれています。

☆くつばこについて思うこと くつばこはとにかく私の好きな空間。好きな雰囲気で満たされています。私の思考を理解して支えてくれる人がたくさんいるし、5年来の安心感も、新しい友達の刺激も、とても好きです。わたしは「つくばっこの会」も含め、活動を始めて5年以上たちますが、「いつ自分が障害福祉について学ぶことに飽きてしまうんだろうか」という不安があります。でも、「つくばっこやくつばこに入ってくれた友達と関わることに飽きることはない」とも思います。小学校の友達や中高の友達とは違う面白さがあるこのメンバーと、大学生の間、継続的に活動し続けていきたいです。



☆メンバーより紹介


みんなの頼れるリーダー、りこ。くつばこ+の前身となる「つくばっ子の会」から現在に至るまで、活動に関するあらゆることを提案、実行してきたいわば「くつばこ+の顔」。その実力と貫禄から、先輩からも後輩からも人望を集めるスーパーマンで、「そんな人まで知ってるの?」というぐらい顔が広い。でもいちばんの魅力は、前髪を大事にする女の子らしいところや、へんてこな文体でメールを送ってくるユーモア。

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